記憶と記録のメモ

30代で初めて母になりました。忘れることが多いので記録のために書きます。

2人目:切迫早産入院記録

数年放置してましたが、この度2人目を授かりました。
妊活は1年半ほど行いました。
なかなか授からず、周りはどんどん2人目を授かり、産んでました。
1度授かったのですが、残念ながら心拍を聞くことなく流産してしまいました。

体調が悪く仕事の調整もしていたので、
上司に報告したときは涙が溢れました。


そんなこんなを乗り越えて、なんとか次は心拍を聞くことが出来ました。
しかし出血が何度か続き、なかなか落ち着けませんでした。
つわりも1人目よりも酷く、つわりに効くというものは色々試しましたがほんとに辛かった…。


なんとかつわりを乗り越え、さぁ安定期。
そう思ったのもつかの間、なんだかお腹の張りが気になる…。
1人目妊娠時に切迫早産で入院していたので、怖くなって医師に相談。
その時頸管長は23週で33㎜。
やや短いかな?って程度とのこと。

そのため仕事を在宅勤務に切り替えて、なるべく安静にして過ごす…。
とはいえ、上の子の面倒は見なくちゃいけないし
保育園の送迎も必要。

そんなこんなで毎週診察を受けてついに26週で子宮頸管長18㎜…。
その日に緊急入院となりました😢

入院して数日は毎日泣きました。
一応落ちつきましたが、やはり折に触れて涙が出ることが多かったです。
一番の心配事は上の子。
幸いにも義父母が健康で近くに住んでいたので、旦那と共に息子はほぼ義父母宅で生活する事になりました。

生活はできますがコロナ渦のため面会は🆖。
これがキツくてキツくて…。
私と息子の夏はなくなっちゃったんだなーと悲しくなることがたくさんありました。
それもこれも全てお腹の子を無事に生かすため…
とはいえ、息子3歳の夏も今しかない。。
ほんとに、悲しかったです。


入院中、同じような症状で入院した人のブログをたくさん読みました。
私も誰かの助けになればいいなと思い記録を綴ります。

入院1週目(妊娠26週)

基本的に安静にする指示。リトドリン内服を1日4回。
トイレは廊下の外。
シャワーは毎日🆗。
診察は2日に1回。診察の度にフラジールを入れられる。
抗生剤も処方される。
子宮頸管長は18㎜~23㎜。
長期入院を覚悟してWi-Fi任天堂Switchを準備する。
元々張りの自覚はないため、NSTを行っても特に張りがない。

入院2週目(27週)

子宮頸管長は17.5㎜~23㎜
相変わらず内服のみ。
張りも自覚がない。
「入院がストレスになる事で悪影響が出ることもある。キツいなら一旦退院しても良いが推奨はしない。」と言われて悩む。
帰宅後の入院生活と同じ安静は難しく、保育園での様々な病気が流行っている時期でもあったので、夫婦で相談し退院は望まない事にした。

入院3週目(28週)

子宮頸管長14㎜~19㎜
内服継続。
帰らないと決めたものの、張りのなさと頸管の安定により帰りたい気持ちが沸く。
来週も安定していたら帰りたいと伝えようかと思っていたら急に頸管長が短くなる。
張りの自覚は相変わらずない。
何が原因なのか分からずパニックになる。
結果的に帰らなくて良かったのかも。

入院4週目(29週)

頸管長12㎜~19㎜
何もしていないのに頸管長が縮むのでついに点滴開始。
ウテメリン1A25mlで開始。
血液検査の結果、貧血と炎症ややあり。
鉄剤と抗生剤を処方される。
診察の度に徐々に点滴の量が増える。
張りは1時間に1回程度。この頃から時々3時間内で20分に1回張る事があった。
安静にして点滴も打っているのに為す術がなく、旦那に電話して号泣する。
シャワーは基本2日に1回。都度針の差し替え。
点滴の副作用は内服と同じく動悸と手の震え。
心拍数は平均100程度になる。

入院5週目(30週)

頸管長は14.5㎜~19㎜
張りは1時間に1回程度。痛みはなく苦しい程度。
ウテメリン2A25mlになる。
張りは1,2時間に1回に減る。
便秘が酷くなり産科マグネシウム処方される。
基本的なシャワー回数と点滴変更回数は変わらず。
点滴が漏れるようになり、そのタイミングでシャワーを浴びることもある。
動悸と手の震えは気にならなくなるが、肺の辺りが圧迫されるような苦しみがある。
夜も眠りにくく、体中の力が抜けているような何もしたくない気持ちになる事が多い。
ボーッと外を眺めたりしている。
コーヒーやチョコレートが無性に食べたくなる。


入院6週目(31週)

子宮頸管長12.9㎜~17.5㎜
また張りが20分間隔でくるようになった。怖い。
そのせいかエコーを素人目に見てもかなり開いているように思えた。
点滴が徐々に上げられ2A31mlまでなる。
相変わらず酷い便秘。
カンジダを指摘された。痒みはない。
旦那に洗濯物の交換を頼むついでに、Amazonでポチったノンカフェインのコーヒーを持ってきて貰う。少し気持ちが落ちついた。


入院7週目(32週)

子宮頸管長14.9~18.9㎜
張りはかなり落ち着き2時間~1時間に1回程になる。
カンジダの薬が効いたのか、おりものが劇的に改善される。
体中が痒くなり我慢できず相談すると、点滴のベース変更と薬を処方される。
もっと早く相談しておけば良かったと思った。
後期つわりか、食後に気持ち悪くなる事が増えた。主食を減らして貰う。
便秘は緩やかになってきたが、何故か尻が切れた。

旦那に「俺は忙しい。寝ているばかりな貴方とは違う」と言われ号泣する。
ちなみに旦那は長男と共に義実家(両親健康で隣に兄弟家族住む)で世話してもらっているので、むしろ3人で暮らしてた時より楽してると思う。
私は帰りたくてたまらないのによくそんな酷い事が言えたなと思った。

入院8週目(33週)

子宮頸管長14.9~24.5㎜
結構張ってたのに最長だった。謎。
ここから点滴の流量を下げ、耐えられそうなら34週で里帰り先の病院にかかることになる。
リトドリンは下記順に減った。
2A31→2A27→2A23→2A19→1A30→1A23

減る中で多少張るなと思ったが、1時間に1回程度。痛みはない。

そして34週1日で退院し、里帰り先へ移動した。

久々に会う長男は可愛すぎて涙が出た。
2ヶ月も会っていなかったが、私のことを大切にしてくれているのが分かった。
お腹が張って痛いと言うとよしよしと撫でてくれて、
安静のために一緒に眠れにないと言うと嫌だと泣き喚き
安静のために一旦義実家に帰ろうと旦那が説得するが長らく泣き続けていた。
こんな母で可哀想に思ったが、泣いて貰えて嬉しかった。

入院9週目(妊娠34週)

退院後に里帰り先の病院を受診。
子宮口が1,2㎝開いていると言われ即入院…。

早速24時間点滴。リトドリン2A20ml。
毎日ミラクリッドというので膣洗浄する。
部屋から出てはならず、食事とトイレと洗面以外は横になって過ごす指示。シャワーは2日に1回。
コロナでもちろん面会NG。
大部屋のため電話も出来なくなった。
しかし36週には帰れるかなと思っていたのでそこまで深刻にはならない。
長男に一度会えていたのも良かった。

入院10週目(妊娠35週)

内診は週に1回になった。
入院後初の内診。主治医ではない人が診察していたが激痛だった…。
子宮頸管長7㎜。子宮口2㎝開き、そしてかなり柔らかいとのこと。
37週ギリギリに点滴外して帰れるか帰れないか(そのまま陣痛来る可能性高く)微妙と言われる。
そんな事あるんだと驚く。
ここまで入院してるので、もはや母子共に安全であれば何でも良くなる。
内診後結構頻繁に張っていた。内診が刺激になったのかも、とのこと。
激痛だったからね…。

入院11週目(妊娠36週)

子宮頸管長7㎜。子宮口2㎝開き。
ついに36週になる。
もはや先生や看護師も産まれてもいいような雰囲気。
点滴を2A20ml→2A15ml (無くなり次第1A30ml)→1A20mlに1日ごとに減らす。
その後は内服に切替、36週最後の日まで入院は継続した。
最終日は安静が解除され、フロア内のみという条件で部屋から出られた。
お茶を汲みに行くだけでもぜぇぜぇした。


退院後は家中の掃除をしたり、毎日体操や散歩に出たりしたが結局39週まで保った。
いったい何のための入院だったのだろうか?
と思うが、私のようなケースは稀なのか多いのかどちらなんだろうか。
研究して実際に早産になった人、ならなかった人を調べて今後の早産予防に使って欲しいと思うのだが…。